山口ケイビングクラブについて

山口ケイビングクラブ(通称:山ケイ)は、秋吉台の学術研究と自然保護を主目的として、ケイビング活動をおこなっている団体です。

概要・沿革

 

 秋吉台の学術研究と自然保護を目的として、昭和34年(1959年)10月1日に秋吉台科学博物館が開館しました。開館当初から、さまざまな分野で多くの業績を上げてきましたが、洞窟における調査研究については危険な竪穴などが多数分布しており、職員だけでは満足いく取り組みができないのが現状でした。

 そんな中、洞窟の調査研究・探究活動をおこない博物館を支える外郭団体の必要性が論じられるようになりました。そして昭和37年(1962年)3月25日、博物館の支援外郭団体として山口ケイビングクラブが発足することになりました。当クラブの継続的な活動により多数の洞窟が次々と発見され、また測図や洞窟形態、洞窟生物や洞窟気象などの成果も数多く報告されてきました。

 現在でも年一回の機関誌の発行をはじめ、救助訓練会、洞窟講演会や秋吉台ケイビング集会など、さまざまな行事を開催し、ケイビング活動の普及と団体間の親睦に寄与しています。